俺の大根の一生

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俺の大根の一生

8月下旬に就農した。

そこから秋の大根シーズンの始まり。

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トラクターに種まきのカートリッジ?をつけてほぼ全自動でやる方法もあるがここではトラディショナルな種まき機を使用した

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この機械を押して種を土中にまく。

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大根の種はこのようにテープ状に25センチ間隔でリールに巻かれている。1本のリールで1000m。ということは4000粒の種が1本のリールについている。

こんなの農業やるまで知らなかった!

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芽が出てある程度の大きさになったら管理機を使って、中耕(ちゅうこう)する。

中耕とは、土の浅いところを管理機のロータリー(スクリューみたいなやつ)でかき回す。

こうすることで、通気性が良くなったり、表面の雑草を退治できる。

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その後で管理機の中耕のカートリッジを培土(ばいど)のものに交換して培土します。

培土とは、管理機の羽根で土を大根に土寄せします。こうすることにより大根の根元付近の雑草に土をかけることで退治したり、畝ができることで通気性が良くなったり、大雨のときの排水性を高めたり、大根の根本に土を寄せることで強風時に倒れないようにします

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大根の収穫です。大根は3ヶ月ぐらいで収穫の時期をむかえます。

上の画像の運搬機を使い、大根を収穫します

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大根をうず高く積み上げます。これにもコツがあり、いかに大根を水平に並べるかがキモです。

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収穫した大根は農協に運ばれ、きれいに水洗い→等級分け→箱詰めという手順を経て市場に出荷されます。

大根がクルクル回りながらきれいになっていく様子

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中にはこんな大根もありました。当然出荷できませんが。

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これは自分が種まきした大根の初出荷分です

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上の画像の頃は大根の相場も高かったので捨てる大根がほとんどありませんでした。なので畑に大根の白く横たわっている姿はありません。

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ところが大根の相場が下がり、「農協からA品Lサイズ・2Lサイズのみ出荷せよ」との通達で曲がっている大根やMサイズの大根は問答無用でポイ捨てです。

上の画像のように廃棄される大根が著しく増えました。

 

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トラクターで廃棄された大根畑を整地しています。

私は、松尾芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」という言葉が浮かんできました。

大根が戦に破れ死んでいった兵士のように感じられました。

俺の作った大根はトラクターに踏んづけられるために生まれてきたんじゃない。

人様においしく料理してもらうために生まれてきたんだ

 

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なるだけ大根を消費しようとおでんにしたり、豚汁にたくさん入れました。


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自己消費では数量がいかないので、昔お世話になったミナガワセレクトの社長さんに頼んで店頭をお借りして販売しました。大根とブロッコリーをお買い求めしていただいたお客様、ありがとうございました。

こうして私の秋の大根は終わりを告げました。

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