映画「ウインド・リバー」を観た。

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本作はテイラー・シェリダン監督のデビュー作である。

映画の底辺を流れているものは、「無情」だと感じた。

雪と風は情け容赦なくウインド・リバーに吹きさらす。

人間がいくら抗ったとしても自然の前ではどんな抵抗も虚しく、自然に勝つことはできない。

そんなあきらめの土地に住み続けなければいけないネイティブアメリカン。

一番悲しかった場面はラスト近くの死んだ少女の父親の死化粧だ。

それさえも原住民としての民族の伝承が行われていないため見様見真似のような化粧となっている。

インディアン保留地については→ウィキペディア

そこから一部引用すると

ほとんどすべての保留地は産業を持てず、貧困にあえいでいる。また、保留地で生活する限り、そのインディアンにはわずかながら条約規定に基づいた年金が入るため、これに頼って自立できない人々も多い。失業率は半数を超え、アルコール依存症率は高い。保留地には産業や就労先がないため、年金を捨て、保留地外に出て生活する人たち(シティー・インディアン)も多い。

上から見ても文化の伝承も途絶えてしまったのだろう。

主人公のコリーと死んだ原住民の少女の父親との熱い友情が唯一の救いのように感じた

厳寒の大自然に囲まれたアメリカ中西部ワイオミング州にあるネイティブアメリカンの保留地“ウインド・リバー”で見つかった少女の凍死体―。遺体の第一発見者であり地元のベテランハンターのコリー・ランバート(ジェレミー・レナー)は案内役として、単身派遣された新人FBI捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)の捜査に協力することに。 ジェーンは慣れない雪山の不安定な気候や隔離されたこの地で多くが未解決事件となる現状を思い知るも、 不審な死の糸口を掴んだコリーと共に捜査を続行する…。

 

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