ミッキー・ロークの「レスラー」を観た

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アカデミー賞 主演男優賞<ミッキー・ローク>、助演女優賞<マリサ・トメイ>ノミネート! 2009年2月末現在全世界で54の映画賞に輝いた、ミッキー・ローク完全復活の感動作! 栄華を極めた全盛期を過ぎ去り、家族も、金も、名声をも失った元人気プロレスラー“ザ・ラム”ことランディ。今はどさ周りの興業とスーパーのアルバイトでしのぐ生活だ。ある日心臓発作を起こして医師から引退を勧告された彼は、今の自分には行く場所もなければ頼る人もいないことに気付く。新しい仕事に就き、疎遠だった娘との関係を修復し、なじみのストリッパーに心の拠り所を求めるランディ。しかしその全てにつまづいた時、彼は悟る、例え命を危険にさらすことになっても、自分はプロレスラー“ザ・ラム”としてしか生きることが出来ない男なのだと―。

監督 ダーレン・アロノフスキー
主演 ミッキー・ローク, マリサ・トメイ, エヴァン・レイチェル・ウッド

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一言で言うと「沁みる映画」だ。

「しみる」を漢字で書くと「沁みる」と「染みる」を使うみたいだがこの場合は「沁みる」だろうな。

心が毛細管現象でジワジワと色が変わっていくような感じか。

きっと10代・20代、30代の時観ても共感や胸に刺さるようなことは無かったんじゃないかと思う。

10代・20代は夢だけ追ってればいいんだよ

30代。ちょっと被弾したところで致命傷にはならない。

40過ぎると1つの失敗が命取りになることもある。

リカバリーしようにも時間は無限ではないことを知ってしまう

40代・50代にオススメの映画です。

過去に一世を風靡したプロレスラーの20年後。

物語はホンモノのプロレスラーのドキュメンタリーのように進む。

 

ミッキー・ロークがいい。

彼の全盛期はたぶん「ナインハーフ」の頃だとすると80年代半ば。

その頃だと思うが、調子こいてボクシングの試合で本当にヒットしたのかどうか未だにわからないパンチでKO勝ちっていうのもあったな。

流れ流れて2008年のこの映画まで20年以上の月日が経っている。

この映画の制作費はたったの600万ドル。

この中にミッキー・ロークのギャラも含まれていることをおもえば、まさに主人公のランディと同じように彼もまた坂道を下っていた。

 

座標軸を持つということ

ランディは結局離れて暮らす娘に絶縁されたり、好きになった子持ちストリッパーのキャシディにも去られてしまうが

「オレにはレスラーしかない。」という確固たる座標軸を持っていた。

何でもいいんだよね。

座標軸の真ん中(x軸とy軸が交わる)に仕事だって趣味だってなんでもいいから据えられれば。

それがその人のアイデンティティーだし。

と振り返って我をおもえば、「さて自分は。。。。」と考え込んでしまった。

50過ぎのオッさんには切なくて素敵な映画だった

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